認知症サポーター養成講座①

認知症の基礎

目次

  • 認知症サポーターとは?
  • 認知症推計
  • 認知症とは?
  • 認知症の種類

認知症サポーターとは?

特定非営利活動法人地域ケア政策ネットワークHPより引用

認知症サポーターキャラバン

地域や職域・学校などで認知症の基礎知識について、またサポーターとして何ができるかなどについて学びます。

「認知症サポーター養成講座」を受けた人が「認知症サポーター」です。

とくに認知症サポーターにはなにかをとくべつにやってもらうものではありません。
認知症を正しく理解してもらい、認知症の人や家族を温かく見守る応援者になってもらいます。
そのうえで、自分のできる範囲で活動できればいいのです。

たとえば

友人や家族にその知識を伝える。
認知症になった人や家族の気持ちを理解するよう努める。
隣人あるいは商店・交通機関等、まちで働く人として、できる範囲で手助けをする。

など活動内容は人それぞれです。

また、サポーターのなかから地域のリーダーとして、まちづくりの担い手が育つことも期待されます。
認知症サポーターには認知症を支援する「目印」として、ブレスレット(オレンジリング)をつけてもらいます。
この「オレンジリング」が連繋の「印」になるようなまちを目指します。

認知症推計

全国の認知患者数は2012年の推計で

462万人

65歳以上の高齢者の

7人に1人

が認知症患者

さらに、認知症予備軍の人数はおよそ
400万人
合計すると

約800万人

全国の65歳以上の高齢者が約3200万人なので

4人に1人

は認知症、または予備軍ということになります。

さらに2025年には認知症患者数だけで

700万人を超えると予測され、1000万人にもなるんじゃないかとも言われています。

患者数だけで高齢者の5人に1人は認知症患者、それ以上にもなるということですね。

認知症とは?

さまざまな原因により脳細胞が死んでしまったり、働きが悪くなって
記憶・判断力などに障害が起こり

およそ6ヶ月以上継続して 日常生活に支障をきたしている状態です。

脳の仕組み

MiMiさんによるイラストACからのイラスト 

前頭葉…感情や、意欲

後頭葉…見るという視覚

側頭葉…記憶の保存

頭頂葉…感覚や、空間認識

運動野…動かす
(脳の中心付近にあります。)

認知症の種類

toraemonさんによる写真ACからの写真 

大きく分けると4種類。

・アルツハイマー型認知症
・レビー小体型認知症
・脳血管性認知症
・前頭側頭型認知症

など、他にもたくさん種類があります。
また、アルツハイマー型、レビー小体型、脳血管性認知症は
3大認知症と呼ばれることもあります。

①アルツハイマー型認知症とは?

あーやんさんによるイラストACからのイラスト 

・全体の 50% にあたる。
・脳の細胞がゆっくりと死んでいき、脳が委縮する。
・記憶の障害 ・ 見当識障害 ・ 妄想 ・ うつ

②レビー小体型認知症とは?

K-factoryさんによるイラストACからのイラスト 

・全体の 15% 程度

・脳の神経細胞の中に「レビー小体」と呼ばれる異常なたんぱく質の塊がみられます。このレビー小体が大脳に広くに現れる。

パーキンソン症状(手足の震え、引きずる様な足取り)
転倒に注意

・幻視(虫・子供)

症状の変動が大きいのが特徴

・認知機能障害、幻視、抑うつ

③脳血管性認知症とは?

ふわぷかさんによるイラストACからのイラスト 

・脳梗塞や脳出血などによって発症する認知症

・手足のしびれ、麻痺

・感情のコントロールが効かない

・認知機能障害

・予防効果が高い。

④前頭側頭型認知症とは?

・脳の司令塔役である前頭葉が障害される。
前頭葉…感情や、意欲 )

・我慢や、思いやり 社会性が失われる。

・ “ わが道をゆく ” 行動をとる特徴がある。

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